光触媒の歴史
光触媒の歴史を簡単にご紹介していきましょう。
光触媒の研究がされたのが1950年以前といわれていることから、
最近の技術と思い込んでしまいますが、実はだいぶ以前から研究が進んでいたことがわかりますね。
しかし、光触媒の研究が進歩したといわれる発見が1972年(昭和47年)、
東京大学の東京大学の本多健一氏と藤嶋昭氏が光によって水が 酸素と水素に分解されるという
今までの研究成果とは異なる全く新しい発見がされたのです。
発見者の名前を取って、別名「本多-藤嶋効果」ともいわれています。
発見が公表された1972年といえば、
第一次オイルショックで世界中でエネルギー問題が起こっていた時期で、
石油に代わる代替エネルギーの開発が望まれていたころでした。
そのため、この研究結果はクリーンなエネルギーであると大変注目されていたのです。
商品化までの道のりから最新研究結果
発見者である藤嶋昭氏の研究室である「藤嶋研究室」は、
民間企業である東陶機器(現 TOTO)と一緒に実用的な商品を開発することになります。
酸化チタンの強い光酸化力を持ったトイレを開発した結果、
光による酸化チタン表面の超親水性化現象の発見をすることになりますが、
この発見が酸化チタン光触媒を普及させた要因となります。
TOTOは1994年に光触媒抗菌・防汚タイルを販売開始しました。
最近の光触媒の研究
電子レンジで使用するマイクロ波を紫外光とともに光触媒に当てるで、
光触媒が物質を分解する能力を従来よりも約18倍も高めることに成功しました。
このため、効率的に汚染物質を分解することができます。
また、これまで効果が低かった紫外線の少ない室内や車内でも使用可能な光触媒も開発されています。
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